DNSサーバーを適切に設定している場合でも、株式会社インターリンク様の固定IPサービスを利用する場合は、インターリンク様がご提供くださっている「逆引きサービス」を利用しないと、Postfixでメールを送信した時にrdnsエラーとなり、メールが返ってきてしまいます。

この記事の公開年月日:  |   この「逆引きサービス」については、当社は自前でDNSサーバーを立てていたことから、利用する必要はないと思って放置していたサービスでした。  | この記事のURL: https://jp.rainbow-link.com/marketing_article79.htm

表題の件、当社はインターリンク様にお世話になりはじめてから半年も気づかずにおり、昨日ようやく某サイトからrdnsエラー通知をいただいたことで気がつきました。

半年もこんな重要なことに気がつかなかった理由は、インターリンク様の逆引きサービスを利用しなくても、自前のDNSサーバーの逆引きが正常に行われていたからです。

また、気づくのが遅れた原因としては、もうひとつ、以前のプロバイダ時代に、いろいろなところへメールを送信してメールヘッダーを確認し、Received行にunkownが入らないことを確認していたため、あらゆるサーバーに「逆引きしていただける」と確信していたということもあったと思います。

つまり、当社にとっては、「まさかのrdnsエラー」だったのです。

非常に驚き、慌てて設定の見直しを行っているうちに、ふと、インターリンク様のコントロールパネルに「逆引き設定」という欄があったことを思い出しました。

この「逆引きサービス」については、当社は自前でDNSサーバーを立てていたことから、利用する必要はないと思って放置していたサービスでした。しかし、当社のサーバー設定にミスが見つからなかったことから、このサービスを利用しないことが問題である可能性が高いと思いつきました。そこで、逆引きのホスト名を入力してみました。そして、インターリンク様の個人利用のメールアドレスに送信してみました。すると、メールヘッダーのReceived行からunknownが消え、その場所にホスト名が入ったことが確認できたのでした。

こうしてrdnsエラーが修正され、某サイトにも無事にメールを送信することができました。

2024年1月18日追記

この記事を執筆したとき、私どもは、株式会社インターリンクさんが逆引き権限を移譲してくれるものと思っていたのでした。

逆引き権限については、私どものMesh2Net上のPRチャンネルの記事をご覧ください(「PRチャンネル」は、「マーケティング記事」ではございません。念のため)。

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