WordPressで「分かりやすいサイト」を作成するためにできることは、これからご案内いたしますように、「カテゴリ」と「タグ」を利用して記事を一覧表示したり関連記事を提案表示したりすることです。
WordPressは、オープンソースのCMS(コンテンツ・マネージメント・システム)の一つです。tumblr や アメブロ や FC2のような有名な無料のブログサービスも、CMS(コンテンツ・マネージメント・システム)を利用して構築されています。
御社がCMS(コンテンツ・マネージメント・システム)を利用して記事を作成する場合、御社は、記事の投稿画面において、記事の「タイトル」と「本文」とを入力します。
WordPressもCMS(コンテンツ・マネージメント・システム)ですから、御社は、記事の投稿画面において、「タイトル」と「本文」とを入力して記事を作ります。WordPressでは、記事の投稿画面において、「タイトル」「本文」の他に、「カテゴリ」と「タグ」と「アイキャッチ画像」を設定することができます(*1)。設定した「タグ」と「カテゴリ」と「アイキャッチ画像」は、記事とともに、ホームページの同一ページ上に表示することができます。
- (*1) デフォルトの投稿画面では、「タイトル」「本文」「カテゴリ」「タグ」「アイキャッチ画像」を設定することができます。投稿画面の「表示オプション」で、「カスタムフィールド」「抜粋」「トラックバック送信」「ディスカッション」「スラッグ」「作成者」を表示することができます。
投稿画面の「表示オプション」は、お客様ご自身で設定できます。
カスタムフィールドの設定や、記事の流し入れ作業を、私どもが代行させていただくこともできます。料金は記事『WordPressサイト作成案件のお見積もりにつきまして』にてご確認ください。
では、WordPressの「カテゴリ」と「タグ」とは、何でしょうか。どんな役に立つのでしょうか。なぜ設定しなくてはいけないのでしょうか。
「カテゴリ」と「タグ」とは、「設定しなくてはいけない」という種類のものではありません。WordPressの「カテゴリ」と「タグ」とは、御社のホームページを閲覧する人(「サイト訪問者」)のために、御社が「設定してあげるもの」だとお考えください。いわば、「記事にアクセスしてもらいやすくするための道標」のようなものだとお考えください。
例をあげて説明いたしましょう。
たとえば、御社が弁理士事業をしており、御社のホームページで商標出願と特許出願の2つのサービスを販売しているとしましょう。
御社は、この2つのサービスの販売促進のため、御社のホームページ上で、海外の商標出願状況や特許出願状況を集めた情報分析記事を見込み客に向けて無料でリリースしているとしましょう。
この場合、御社サイトのカテゴリとして想定される「カテゴリ」は、「商標出願サービス」と「特許出願サービス」の2つです。
御社は、WordPressに「商標出願サービス」と「特許出願サービス」という2つのカテゴリを作り、記事を投稿するたびに、記事をどちらかのカテゴリに振り分けることで、カテゴリ別に記事を一覧表示することができるようになります。
「記事をカテゴリに振り分けるメリット」は、「カテゴリ別に一覧表示できること」だけではありません。
御社社長が、WordPressを使って、『商標出願のしかた』というタイトルの記事を書いたとしましょう。
このとき、御社社長は、記事を、「商標出願サービス」というカテゴリに分類しておきます。
すると、御社のホームページを閲覧した人(「サイト訪問者」)が記事『商標出願のしかた』を読んだとき、WordPressのシステムが、自動で、「関連項目」として、同じ「商標出願サービス」カテゴリに分類されている記事を「提案表示」します。通常は、同じカテゴリ内の記事のタイトル(デザインによっては記事の抜粋やサムネイル画像)を新着順に3つから5つほど提案します。
以上のとおり、記事を投稿するとき、投稿画面で記事を「カテゴリ」に振り分けておくメリットをおはなししましたが、「一覧表示」は、「タグ」を設定することによっても実現できます。
たとえば、御社社長が、WordPressを使って、『商標出願のしかた』というタイトルの記事を書いたとき、「商標」というタグを作って設定しておいたとします。 すると、御社のホームページを閲覧した人(「サイト訪問者」)が記事『商標出願のしかた』を読み、同じページに表示されているタグ「商標」の上をクリックすると、WordPressのシステムによって、自動で、「商標」というタグを付けられた記事の一覧が作成され、表示されます。
カテゴリやタグの「一覧表示」時にタイトルの他に記事の抜粋やアイキャッチ画像(サムネイル画像)を表示するのか、表示する場合はどのように表示するのか、は、通常は、ホームページのデザインを作るときに決定します。
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