今でも、リンクビルディングに効果があると思いますか?
はい、「検索エンジンのランクづけ要素のひとつではあるだろう」と考えております。
検索エンジンが「こういうふうにサイトを採点し、こういうふうにランクづけしています」というアルゴリズムを公表していおられないことは、ご存知かと存じます。
そのため、テクニカルSEO以外のSEOは、「推測仕事」になってしまっています。
SEO業者のなかでも、私どものような零細業者は、「推測」するのに、自分の実体験や実験だけでは圧倒的にデータが足りません。そこで、零細SEO業者は、同業者の記事やFAQを互いに読み合うという「前向き」というか「不毛」というかなんとも滑稽な状態に陥るわけですが、私どもがこうした同業者の記事を読んでいますと、残念ながら、「リンクビルディングはまだ必要なのだな」と思わざるを得ません。そう思う「一番の理由」を簡単にまとめますと、"AIが出現して、「質が高い記事」ばかりになってきたので、検索エンジンは、「コンテンツを主軸に評価(採点)することができないだろうから"です。
たとえば、御社のようにオリジナリティをもった本物の老舗があるとします。
最初、老舗業者は、実績だけをもとに、自力でSEOします
→ 老舗業者は、やがて、「新興(?...よくわからないが、『何者か』)」に真似されて、独自性が薄れてきた」と感じるようになります
→ 老舗業者は、テコ入れのために外部のSEO業者に依頼することにします
→ SEO業者は老舗業者よりも当然「業界知識」がないため、キーワードなどの「SEO要素」だけをもとにAIで草案を生成します
→ SEO業者は出来上がった草案を見せながら、老舗業者に、草案に独自の要素を書き足すように依頼します
→ 老舗業者が、自力で知識やエピソードをSEO業者が作った草案に書き足すことにより、非常に質の高い記事ができあがります
ここまでの流れを、SEO業界では、「コンテンツSEO」と呼んでおります。2、3軒の老舗が、上記のような「コンテンツSEO」を実施すると、検索エンジンでは、「質の高いコンテンツ争い」が起きます。この現象は、検索エンジンのユーザーの目には、「検索エンジンが上位のいくつかのサイトの順位を日々入れ替える」ように映るのですが、私どもは、その理由を、「検索エンジンが上位のランクをキッチリ決めかねるから」ではないかと推測しております。
→ 老舗業者は、「検索エンジンが上位のいくつかのサイトの順位を日々入れ替える」のを目撃し、自社サイトのランクが落ちたり上がったりするので一喜一憂します。そして、「下がったとき」に、競合サイトを目視で確認しに行く気になります。「目視確認」の結果、「競合サイトもSEOしてる」と感じ、自分のSEO業者に報告したりハッパをかけたりします。そして、老舗業者とSEO業者とは話し合って、「コンテンツだけじゃ埒があかない。別のSEO要素で差異化する必要が出てきたかもね」と結論を出します
→ SEO業者は、老舗業者と相談し、基本の(昔なつかしの)リンクビルディングに立ち返る
みたいなサイクルが出来上がるというわけです。
私どもは、自分自身が検索エンジンサービスを提供していると仮定して考えますと(検索エンジンの立場に立って考えてみますと)、複数要素を組み合わせないと見ず知らずの業者様のウェブサイトを「ランクづけする」ことなどできないと思います。ですから、検索エンジンが複数要素を組み合わせてランクづけすることそれ自体は、問題だとは思いません。私どもは、「問題」の根本は、検索エンジンが「アルゴリズムを公開しないこと」にあると思います。自分が広告業で儲けるために勝手に他人様をランクづけした結果の責任を負うとしたら集団訴訟を覚悟しなくてはならないので、私どもは、検索エンジンが「アルゴリズムを公開できないこと」もよく理解できるのですが、私どものようなSEO業者は、「実績のある老舗業者が新興業者(業界によっては詐欺師の可能性も高いところがあります)にいいようにやられる」のを見ると、もう少し実態に即したランキングにならないかなーと思ってしまいます。これは、SEO業者の偽らざる本音です。「アルゴリズムを公開し、SEO業者に実態に即したランキングが可能となっているかを検証させること」は、SEO業者ならみな検索エンジンに出したい「第一の要望」だと思います。
検索エンジンが「こういうふうにサイトを採点し、こういうふうにランクづけしています」というアルゴリズムを公表していおられないことは、ご存知かと存じます。
そのため、テクニカルSEO以外のSEOは、「推測仕事」になってしまっています。
SEO業者のなかでも、私どものような零細業者は、「推測」するのに、自分の実体験や実験だけでは圧倒的にデータが足りません。そこで、零細SEO業者は、同業者の記事やFAQを互いに読み合うという「前向き」というか「不毛」というかなんとも滑稽な状態に陥るわけですが、私どもがこうした同業者の記事を読んでいますと、残念ながら、「リンクビルディングはまだ必要なのだな」と思わざるを得ません。そう思う「一番の理由」を簡単にまとめますと、"AIが出現して、「質が高い記事」ばかりになってきたので、検索エンジンは、「コンテンツを主軸に評価(採点)することができないだろうから"です。
たとえば、御社のようにオリジナリティをもった本物の老舗があるとします。
最初、老舗業者は、実績だけをもとに、自力でSEOします
→ 老舗業者は、やがて、「新興(?...よくわからないが、『何者か』)」に真似されて、独自性が薄れてきた」と感じるようになります
→ 老舗業者は、テコ入れのために外部のSEO業者に依頼することにします
→ SEO業者は老舗業者よりも当然「業界知識」がないため、キーワードなどの「SEO要素」だけをもとにAIで草案を生成します
→ SEO業者は出来上がった草案を見せながら、老舗業者に、草案に独自の要素を書き足すように依頼します
→ 老舗業者が、自力で知識やエピソードをSEO業者が作った草案に書き足すことにより、非常に質の高い記事ができあがります
ここまでの流れを、SEO業界では、「コンテンツSEO」と呼んでおります。2、3軒の老舗が、上記のような「コンテンツSEO」を実施すると、検索エンジンでは、「質の高いコンテンツ争い」が起きます。この現象は、検索エンジンのユーザーの目には、「検索エンジンが上位のいくつかのサイトの順位を日々入れ替える」ように映るのですが、私どもは、その理由を、「検索エンジンが上位のランクをキッチリ決めかねるから」ではないかと推測しております。
→ 老舗業者は、「検索エンジンが上位のいくつかのサイトの順位を日々入れ替える」のを目撃し、自社サイトのランクが落ちたり上がったりするので一喜一憂します。そして、「下がったとき」に、競合サイトを目視で確認しに行く気になります。「目視確認」の結果、「競合サイトもSEOしてる」と感じ、自分のSEO業者に報告したりハッパをかけたりします。そして、老舗業者とSEO業者とは話し合って、「コンテンツだけじゃ埒があかない。別のSEO要素で差異化する必要が出てきたかもね」と結論を出します
→ SEO業者は、老舗業者と相談し、基本の(昔なつかしの)リンクビルディングに立ち返る
みたいなサイクルが出来上がるというわけです。
私どもは、自分自身が検索エンジンサービスを提供していると仮定して考えますと(検索エンジンの立場に立って考えてみますと)、複数要素を組み合わせないと見ず知らずの業者様のウェブサイトを「ランクづけする」ことなどできないと思います。ですから、検索エンジンが複数要素を組み合わせてランクづけすることそれ自体は、問題だとは思いません。私どもは、「問題」の根本は、検索エンジンが「アルゴリズムを公開しないこと」にあると思います。自分が広告業で儲けるために勝手に他人様をランクづけした結果の責任を負うとしたら集団訴訟を覚悟しなくてはならないので、私どもは、検索エンジンが「アルゴリズムを公開できないこと」もよく理解できるのですが、私どものようなSEO業者は、「実績のある老舗業者が新興業者(業界によっては詐欺師の可能性も高いところがあります)にいいようにやられる」のを見ると、もう少し実態に即したランキングにならないかなーと思ってしまいます。これは、SEO業者の偽らざる本音です。「アルゴリズムを公開し、SEO業者に実態に即したランキングが可能となっているかを検証させること」は、SEO業者ならみな検索エンジンに出したい「第一の要望」だと思います。
( 2024/07/19, 11:11:37, JST )