弊社は、WordPressで公式サイトを作って運営しております。既存テーマをカスタマイズして使っています。業者を使ったり自分で調べたりした結果、「テーマが悪い」のではないかと考えるに至りました。Google PageSpeed ではPCもスマホも30点も出ません。「テーマが悪い」場合で、御社に依頼する場合の手順を教えてください。
御社は、現行テーマにつきましては、「遅いこと」を問題としておられるだけで、テーマの付属機能や使い勝手のほうは、お気に召しておられるのでしょうか? 「テーマの作り替え」は、多額の出費を覚悟しなくてはならないうえに、現在のテーマの「気に入っているところ」を損なったりするプロジェクトですから、私どもは、まず、現行テーマのまま、ホスティングサービスを変更することをご検討になることをおすすめいたします。
ホスティングサービスの変更
WordPressには、KUSANAGIという爆速化エンジンがございます。
日本には、すでに、KUSANAGIを搭載したホスティングサービスや、KUSANAGIを搭載することのできるホスティングサービスがございます。これらのサイトの「お問い合わせフォーム」から、現サーバーのスペックと、御社WordPressサイトの状態を記したうえで、転入した場合にどの程度速くなると思われるのかを問い合わせてみてください。
ホスティング会社からの回答は、あくまでも一般論ですので、「確実にその速さが出る」とは思わないでください。数字は参考程度にしてください。
従いまして、私どもは、具体的には、次の手順にて承ります。
1. (ホスティング会社の営業員様がよい数字を出した場合)ホスティングサーバーの移転作業(『ITコンサルティングサービス』)
2.テーマが悪いかどうかの検討作業(悪い場合はWordPressチームの公式テーマをベースにするのか、完全にオリジナルにする必要があるのかなども同時にここで決めてしまいます)(『ITコンサルティングサービス』)
3.テーマが悪くない場合は『競合分析サービス』
3.テーマが悪い場合はテーマの作り替え作業(WordPressサイト作成案件のお見積もりにつきまして)+『競合分析サービス』
テーマが悪いかどうかの検討作業は、御社でもご実施になれる場合がございます
「テーマが悪い」かどうかの簡単な調べ方は、ワードプレス公式サイトに登録されている公式テーマのうち、ワードプレスチームが提供している「公式中の公式」テーマ(twentyから始まるテーマ)のどれかひとつに移し替えて、速度が上がるかどうか見る方法です。このとき、速度が上がった場合は、「テーマが悪い」という可能性が高うございます。
このテストのときにご注意いただきたいのは、テーマを変更したあと、「テーマ付属のプラグイン」「テーマ開発者がインストールを『必須』としておられるプラグイン」をオンにして、「公式中の公式テーマ」とともに動かすことです。プラグインをオフにしてしまいますと、正確に測ることができません。
ホスティングサービスへの問い合わせ作業をなさいましたら、ぜひ、またお声をおかけください。
よろしくお願いいたします。
( 2021/01/29, 14:43:03, JST )