御社のフェディバースシステムとして、最終的に『streams』をお選びになった理由を教えてください。

はい。『streams』に落ち着いたのは、私どもが Mr.Mike Macgirvin のファンだからです。

順を追っておはなしいたしましょう。

私どもは、当初はフェディバースを自社サービスとしてお客様にご提供する予定はありませんでした。私どもは、単に、自社の発信活動の場を、『X(旧Twitter)』から移したかっただけだったのです。『X(旧Twitter)』は好きですし、「推し活」の場として今後も利用し続ける予定ですが、「私ども自身の発信活動の場」としては「合わなかった」のです(『X(旧Twitter)』に参加した直後から、「自分のいるところではない」と感じていましたが、他に発信拠点にできる場がなかったので(「相対的には合っていた」ので)、10年間、私どもは、『X(旧Twitter)』を拠点とし、「ちょこちょこと」「小出しに」「ずるずると」発信活動をしていました)。

Mr.Elon Muskが『X(旧Twitter)』を買収後、氏がTwitterAmericaを改善していかれるのを見て、氏を好きになり、いっとき『X(旧Twitter)』から離れる決心が揺らぎましたが、TwitterJapanによる「私どもの扱い」がMr.Elon Muskが買収される前となにも変わらないことを認識したため、いよいよ『Mastodon』を自前で立てようという気になりました。が、コードを読み始めますと、私どもとはなんとも「遠い感じ」がしたのでした。「遠い感じ」はするものの、私どもは『Mastodon』の運営方針は理解できます。『Mesh2Net』の管理者表示を見ていただけば、お分かりいただけると思います。

Mastodon』の次に『friendica』のコードを読みました。すると、今度は打って変わって非常に親近感を抱きました。そこで、LANを更改し、本番環境にインストールしました(サーバー負荷などは実際にインストールしないとよくわかりませんでしたから、開発環境を作ることなく、いきなり本番環境にインストールしました。これは、当社としては初めての試みでした)。

friendica』と、その派生の『freedica』は、PHPを主体としていること、javascriptが極小であること、など、「自社の開発方針に近い」という理由で、ともに非常に気に入りました。「長続きしそうだ」という気持ちになったので、初めて、当社同様、「既存のSNSでは発信しようがないなぁ」「変わる気がしないなあ」と思っている皆様にも、サーバーを提供しようという気になりました。こうして本サービスを作りはじめたわけなのですが、独自テーマ製作にまで手を広げたところ、Mr.Mike Macgirvinのお仕事を存じ上げ、すっかり氏のファンになってしまいました。そうして氏のお仕事を追いかけているうちに、『hubzilla』と出会いました。

そして、私どもは、『hubzilla』を、今までになく気に入ったのでした。

なぜなら、『hubzilla』には、「いろいろな機能が搭載されていたから」です。『hubzilla』のユーザーは、販売活動、著作活動、宣伝活動、すべてを、『hubzilla』で実行することができます。

それは、当初、私どもが起業したとき、夢をもって、自社開発ソフト『レインボーリンク』で実現しようとしていたこと、そのものでした。

起業直後から、『レインボーリンク』では、販売活動と著作活動はできました。起業直後から現在に至るまで、当社は、本サイト(当社公式サイトRainbow-Link.com)において、『レインボーリンク』を利用して販売活動をしています。しかしながら、『レインボーリンク』には、「宣伝活動」機能が欠けていました。正確には、「宣伝活動機能と銘打っているものがあるが、貧弱」でした。RSSとネットワーク内掲示板にすぎなかったからです。私どもは、起業後、『レインボーリンク』の宣伝機能をなんとかスケールアップさせたかったのですが、途中、2018年にその作業を諦め、非売品にしてしまいました。

ですから、『hubzilla』は、いわば、『レインボーリンク』のスケールアップ版、「こうしたかった版」、というわけです。

こうした理由で、私どもは、『hubzilla』サーバーである『Mesh2Net』を、自社のPRの場に据えました。

hubzilla』サーバーで運営を始めたところ、Mr.Mike Macgirvinの次の記事がタイムラインに流れてきました。

https://fediversity.site/display/?mid=https://fediversity.site/item/06982ec8-fabf-45a9-8369-64765245a821



そして、Mr.Mike Macgirvinの最新のお仕事(で、現在進行形で注力しておられるお仕事)が『streams』だとわかりましたので、私どもは、非常に『hubzilla』を気に入っていたにもかかわわらず、『streams』にシステムを更改することにいたしました。

私どもは、私どものお客様にも、『streams』サーバーである『Mesh2Net』を大切にご提供していく予定でおりますが、お客様が私どもの運営方針がお気に召さなくなった場合は、どうぞ自由にご離脱ください。『streams』には、「自分のそれまでの活動をアカウントごと別のサーバーに持っていく機能」がございます。私どもも、お客様が『Mesh2Net』をお使いにならなくなっても、90日間は、お客様のアカウントをそのままの形で保持いたします。
90日の内訳ですが、最初の60日間は、サーバールールとお支払いの項目でお約束した「現状維持期間」になります。残りの30日間は、私どもがバックアップを保存する「私どもの内部処理期間」になります。
最後の30日の「私どもの内部処理期間」は、私ども自身の内部処理となります。この期間中にご連絡をいただいても、お客様の「データエクスポート」を私どもが承ることはできませんので、ご注意ください。
お客様は、最初の60日の間に、ご自分で別のサーバーに移動する必要があります。この期間中は、私どもも、お客様に、メールで、「お好きな別のサーバーに移行できること」をご案内いたします。


【編集履歴】
2024年2月22日 
"私どもは『Mastodon』の運営方針は素晴らしいと思っていますし、『Mastodon』とは「ずっと繋がっていたい」と思っています。"という部分を、"私どもは『Mastodon』の運営方針は理解できます。『Mesh2Net』の管理者表示を見ていただけば、お分かりいただけると思います。"に変更いたしました。変更した理由は、https://mesh2.net/channel/rainbowlinkinc?mid=https://mesh2.net/item/840af4f9-a6ee-4628-8c97-f53de848362dをご覧ください。

( , JST )

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